巡らせ体質の為の快眠習慣
2024/08/10
毎日うだるような暑さが続く昨今。
この時期になると増えるお悩みが
【夜間の体温調整】です。
今は昔と違って、熱中症対策のためにも“クーラー必須”の時代ですから
体が冷えすぎないように、気温管理と体温調整が重要です。
●クーラーの適切な設定温度
環境省が推奨する冷房時の室温目安は28度と言われていますから
高めの設定がいかに望ましいかよくわかります。
しかしながら商業施設や電車のような人が多く集まるところでは同様にはいきませんし
せっかく冷房をつけても汗だくで脱水を起こしては意味がありません。
自宅での設定では26〜28度を目安にすることをまずは意識してみてください。
また、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させることも
効率よくお部屋を冷やせるコツだそうです。
●夜間は一度高めの設定に
夜は日中に比べて気温も少し落ち着きますし
寝冷えしやすいので、日中よりも高めに設定を変更しましょう。
少なくても1度ほどは高めの温度設定にしてみると良いかもしれませんね。
エアコンを1度上げると約13%の節電にもなるそうです。
●寝る前にはコップ一杯のお水を
寝るときには呼吸しているだけでも体は代謝していますから
汗をかいたり、意外とエネルギーを使っているものです。
寝る前にはコップ1杯の【お水】を摂取することが望ましいです。
コーヒーやお茶などは利尿作用がありますので、水分としてはやや不足気味です。
ぜひミネラルウォーターを摂取してくださいね。
●頭寒足熱は一年中
頭は冷やして足は温める。これは夏でも同じです。
熱中症リスクを考えると温めすぎる必要はありませんが
下半身、特にお腹から足にかけては冷やさないようにタオルケットなどを
かけて眠ってくださいね。
●天然素材で体を冷やさない
今は、触るとひんやりするタイプの服や寝具などが人気ですが
私がオススメしたいのは“天然素材”
例えばコットンや麻、リネンなど。
汗を吸収してくれるので、体を冷やしにくいのです。
また、美容的な観点から見ても
体を冷やしにくいので血液循環のためにも良いですし
デトックス要素としても、老廃物を吸収する素材と考えられています。
私は下着がインナーなど、直接お肌に触れるものは全てコットンやシルクにしています。
●暑い夏を乗り切るためには快眠から
睡眠の質を上げることで、日中の心身ともにダメージに耐える力は変わってくるのではないでしょうか?
ちょっとした工夫で、今より健康に良い快眠習慣にぜひチャレンジしてみてくださいね。